しかし、3分程度で解決する方法がある。
《 トラブル状況 》
PCの電源を入れると、複数のハードディスク(HDD)を認識する。
予め設定したLinuxのOSが入っているHDDを自動起動。
Linux,windowsのOS選択画面が表示される。
Linuxを選択する。
Linux Mintの起動画面表示される。
起動画面が切り替わり、特定のメッセージ(図1、図2)を残し、OS起動処理が停止。
このとき、コマンド入力待ち状態のまま変化なし。
トラブルの経過は以上
図1
Busybox v1.02,1 (ubunt: 1:1.02.0-12ubuntu1) built-in shell (ash)
enter 'help' for a list of built-in commands.
図2
OSが起動しない原因は不明で、トラブル直前は正常にシャットダウンした。
正常に動作するときは、電源を入れるだけで、ディスクトップ画面が現れる。
《 環境 》
OS : Linux Mint 18 xfce4 32bit
外付けハードディスクにOSをインストール
PC : ディスクトップ
CPU : Intel(R) Pentium(R) CPU G850 @ 2.90GHz
メモリ : 4GB
《 解決方法 》
(initramfs)の後にコマンド入力する。
手順 1 -------------------------------------------------------
Linux のOSがインストールされたドライブ認識記号を確認するために
(initramfs) に続き、
return
の文字を入力する。以降に出力される、多数のメッセージの中で、
The root filesystem on /dev/sdc2 requires a manual fsck
を確認する。
この中で、/dev/sdc2 を ドライブ認識記号とする。
sdc2 は、個々の環境でsda1やsdd2などのように異なるので注意!
手順2 -------------------------------------------------------
(initramfs) に続き、
fsck /dev/sdc2
と入力する。
/dev/sdc2はドライブ認識記号で個々で異なる。
fsck と ドライブ認識記号は 半角空で区切る。
しばらくすると、トラブルを内部解決してくれる。
処理経過時、コマンドラインに
Inode 196233 was ..... FIXED.
などのメッセージが表示される。
***** FILE SYSTEM WAS MODIFIED *****
と、表示されると処理が終了。リスタートすると、正常に起動される。
《 おわりに 》
ネットで検索してみると、よくあるトラブルのように感じる。
原因は、強制終了など正常に終了しなかったためと記されていたが、正常に終了させたことから、原因の詳細不明である。
同様なトラブルは、上記の方法で必ずしも解決できるか確定はない。このため、定期的にOSごとバックアップをとることによって、被害を最小限にすることができる。
参考にさせていただいたサイト
omachizura
URL : http://omachizura.com/note/ubuntuで起動時にbusyboxとなり起動しない場合の対処法.html