2016-04-09

Joomla移植での注意20160409-1

(修正:2016-7-22)
< 症状 >
joomla 3.4から3.5xへアップデートできなかった。
OS を Linux Ubuntu から Linux Mint へ変更。
ユーザー名変更。移植時に、サーバーファイルをそのままコピー。データベースファイルをエクスポートし、移植後にインポートした。データベース内容の変更をしていない。
サイトは表示されたが、アップデートができなかった。


< 原因 >
Joomlaインストール時のファイル置き場所が、移植前の場所で登録されていた。

移植前 /home/ユーザー名A/フォルダー名
移植後 /home/ユーザー名B/フォルダー名
ユーザー名Bの書き換えが必要。

< 対処 >
ファイルの置き場所をログインし、管理権限で書き換える。

書き換える作業は2箇所。

管理画面の上部メニューから

(1)
[ システム ] => [ グローバル設定 ] => [ システム ] タブ 
=> 「ディレクトリのパス」を書き換え

(2)
[ システム ] => [ グローバル設定 ] => [ システム ] タブ 
=> 「Tempフォルダ」のパスを書き換え

configuration.phpファイルのパーミッションと移植先のパスに再設定。
ファイルのパーミッションを確認。
下層フォルダー内のファイルを一括に変更するときは、root権限でないと変更できない場合があるので注意。

/home/ユーザー名B/フォルダー名 への書き換えは、あくまで変更例。同時にフォルダー名が変更になった場合には、フォルダー名も書き換え必要。