2017-11-05

高機能エディタ medit その1,テキストエディタとは

テキストエディタ とは


 文字の入力のみのソフト。
ワープロと異なり、文字の装飾(大きさ、色、下線など)のないシンプルなものである。

 特徴は、文字の入力の速さである。文字の大きさは統一され、メニュー項目が少ないために、文章を書くことに集中できる。また、ソフト自体単純なため、ワープロでは動作反応が遅いパソコでも、テキストエディタ(以降 エディタ)であれば快適に文字を入力できる。


エディタの使い方


 一般的な使い方は、エディタで文書を書き、校正する。後にワープロ等で読み込んで、構成、図形、文字の装飾を加えて、報告書やプレゼンとして仕上げていく。

 エディタにはもうひとつの使い方がある。
プログラムを書くことである。プログラムは数行から数千行に及ぶものがある。
ワープロには多様な機能があるが、行数が多い文章には適していない。
文字のみを扱うエディタは、数千行を扱うのに適している。


なぜエディタを使うのか?


 なぜ、文章やプログラムを書くためにエディタを使うのか?
文章については、報告書やブログ、資料を下書きとして書き溜めておける。ある程度、文書のファイルが多くなると整理が必要だ。整理にはエディタで作成した内容を検索し分類する機能のソフト等がある。ワープロで作成したファイルでは出来なことである。
報告書やブログを完成させる過程では、少しでも無駄な時間を省くためにエディタは有効である。使い方に慣れると、文章作成効率の高さはワープロ使用時と鮮明に異なる。

 プログラムについては、余計な機能がない分、プログラムを作成するために必要最小限の機能で、早く完成させることができる。特定のプログラム言語に特化したエディタがある。専門用語を言語の規定に従い色分けしてくれる。検索や置換えも速く、行数が多いほどワープロとの違いが速さで実感する。

 また、メニューを開かずに、プログラムを書くためのショートカットキーの機能が充実しているのも、特徴の一つとして上げられる。ショートカットキーとは、Ctrl と 他のキー(a, 1, ↑, Home, PageDown)と組み合わせて、マウスを使わずにキーのみでエディタを制御する機能のことである。

 次回は Linux Mint で使用しているエディタの一つ、medit について。

※本ブログも空いた時間で、テキストエディタで書き溜めていたものを再構成して公開している。

《 メモ 》
エディタの改行は Windows用(CR + LF)に設定。文字列の改行がbloggerエディタに対応している。