2022-01-01

Linux用のガジェットを自作してみた

新年明けましておめでとうございます。 2022年元日。

OS : Linux Mint 20 xfce

プログラム言語 : python 3.8
GUI : wxpython

Linuxでは気に入ったガジェット(便利な小道具)があまり見当たらないため、自作してみることにした。

pythonのGUIでは、tkinterが有名だが、wxPythonは機能が豊富であることが特徴だ。以前、pythonのバージョン2から3に移行されたが、wxPythonはしばらく対応していなかったため、使用していなかった。

今回はデザイン性より、とにかく作成することを優先したためプログラムは、現在は公開していない。ただし、デザインおよびプログラムを改良した上で改めて、後日公開したいと考えている。

wxPythonで作成されたガジェット
ガジェットの内容

プログラム起動時は、画面の右端にほぼ隠れた状態で表示される。窓の左端をクリックすると、左にスライドし、全ての内容が表示された状態になる。再びガジェット窓の左側をクリックすると、隠れた状態にすることができる。

Linux用ガジェット(起動時の表示)
Linux用ガジェット(起動時)

 今回、表示されるデータは、日付、祭日名や行事名、天気、ニュースのヘッドライン、2ヶ月先の予定表、お気に入り格言、ToDoリストである。祭日名や行事名、予定表、格言、ToDoリストのデータは、個別にCSVとして作成した。

他に、宝くじの当選番号、特定ブログのRSS、 日の出・日の入り時刻、地域別のニュース、株の情報などを表示させることも可能だ。

wxPythonがうまく機能するかどうかは、ディスクトップの設定に依存する。このため、同Mint系のMATEやKDEでは、同じプログラムで正常に動作しない可能性がある。また、同xfceでも、設定次第では表示位置がズレてしまう。


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